東京旅行
もったいないという言葉に
感銘を受け世界にMOTTAINAIを広めた
かのワンガリ・マータイ氏ですら
「これはいらないね」
と言うにちがいない物でさえ
もったいない!と言う母によって
引越しの準備は順調に座礁した。
そこで
名古屋-東京間の高速バスは2,400円という安さもあり気分転換がてら東京に行くと決めた。
(こういうのいいよね)
- 一日目
数学者ラマヌジャン氏のような
ルックスを持つ友人と
新宿で待ち合わせをしたが
1時間過ぎても彼は現れなかった。
普通に怒った。
しかし、
せっかく東京に来てぷりぷり怒っていても仕方がないので
新宿界隈を散策でもするかなぁと
ふらふらしていると
明治神宮が見えた。
わらわらと人々がいた新宿駅と異なって
閑散たる雰囲気であり。
とりあえず目元だけシャキッとさせた。
思えば今年4回目の参拝であり
神様同士争わんだろうか
と思いつつも、とりあえず
ラマヌジャン氏が早く来ますように
と祈願した。
周りを見ると外人ばかりであり、
様々な言語で書かれている
エキゾチックな絵馬を見たのは初めてで
面白いなぁとまじまじ見ていたところ
それを面白いなぁと思ったのか
外人が僕をまじまじ見た。
目ヂカラが猛禽類のそれであったので
怖くて逃げた。
かれこれ2時間経った。
未だラマヌジャン氏から連絡はない。
さらに歩みを進めると
神社に吸い寄せられやすい体質なのか
乃木神社についた。
入り口の狛犬が驚くほどシャンとしていたので
僕も背筋を伸ばした。
でも疲れたのですぐやめた。
絵馬を見てみると
おおよそ乃木坂46の事のみ
祈願されている恐ろしい近代的神社であった。
僕個人のことを祈願したところで
乃木坂46的神様が慣れない願いに
驚いたら悪いと思ったので、
あまり知らないけれども
乃木坂46の活躍を祈願した。
(面白いおみくじ掛け)
かれこれ4時間経った。
未だラマヌジャン氏から連絡はない。
暇を極めすぎたので
吉田松陰宝物展に入った。
センター古漢満点たる僕は
それなりに楽しめるだろうと思った。
楽しめなかった。
楽しむのにはもう少し教養が
必要なのだろう頑張ろう一浪(チェケラ)
かれこれ5時間経った。
ようやくラマヌジャン氏から連絡が来た。
今まで寝ていたらしい
怒りは3時間が過ぎた辺りから収まっていたし
彼は愛すべき人間なので
僕の大きな心(と晩飯をご馳走してくれたことの考慮)を持って彼を許すことにした。
- 二日目
秋葉原に行った。
メイド喫茶に入った。
原宿に行った。
服を買った。
- 三日目
僕が以前から芸人のライブがとても見たかった事もあり
ルミネtheよしもとに行った。
コントは野性爆弾
漫才はザ・パンチ
本当に手を叩きながら笑った。
人を笑わせることを生業してるだけあって面白さに圧倒された。
生で観ることで
テレビでは味わえない
芸人が作る空気感を感じられた。
大変満足したし
今後、東京もしくは大阪に
行くことがあれば
必ず芸人のライブを観ようと決意した。
今回の旅行で一番行ってよかったのは
ルミネtheよしもとであったと思う。
その日、
ノズパスのマンションに宿泊したのだが
大きすぎて少々迷った。
軽いダンジョンだった。
- 四日目
上野動物園に行った。
パンダがいた。
パンダは右利きだった。
あ
あざとい…
- 東京旅行感想
地下鉄はたいがい
満員電車だったのだが
一度双方のおじさんたちの吐息が臭くて
大きなダメージを受けたので
東京に行く際には
パーティにフバーハを唱えれる魔法使いを入れておくが吉である。